寒い季節によく見られる「ひび・あかぎれ」。手足の皮膚がぱくっと割れ、つらい痛みに悩む人は少なくありません。そもそも、ひび・あかぎれはどうして起こるのでしょうか。また、手あれやしもやけとの違いはどこにあるのでしょうか。皮膚科医監修のもと、くわしくご紹介します。


ひび・あかぎれとは

手足の皮膚がぱくっと割れ、つらい痛みに悩む「ひび・あかぎれ」。まずは、ひび・あかぎれの症状、手あれやしもやけとの違いについて解説していきましょう。
用語解説
人間の皮膚は、一番外側で外部刺激から皮膚を守る「表皮」、その下にあって皮膚の水分や弾力を維持する「真皮」、最も内側にあって主に脂肪で構成される「皮下組織」の三層構造になっています。
「ひび」とは、いわゆる亀裂のこと。表皮の深い部分、あるいは真皮に達する細くて深い線状の切れ目を指します。一方の「あかぎれ」は、ひびが進行して出血を伴ったり、ひびのある部分が炎症して赤身を帯びたりしたものをいいます。つまり、あかぎれはひびが悪化した状態と考えていいでしょう。あかぎれになると、見た目も痛々しく、痛みを感じたり水がしみたりして、日常生活に支障をきたすことが多くなります。
手あれとの違いは?
手あれとは、水や、洗剤、そのほかのさまざまな外部刺激によって、手にカサつきやかゆみなどの症状を抱えた状態のこと。皮膚の下に、かゆみや赤みの原因となる炎症が、潜んでいることもあります。
乾燥からはじまることがほとんどで、手全体に及ぶ場合もあれば、一部の指だけに症状が見られるなど、部分的に生じる場合もあります。ボリボリとかき壊すことで状態が悪化して、治りにくくなるケースが少なくありません。手あれの一症状として、ひびやあかぎれが見られることもあります。
しもやけとの違いは?
しもやけは、寒さなどによる血行不良が原因で起こるもの。手や足など、血液が届きにくい末梢に多く発生します。とくに水に濡れた後、急激に寒さや冷たさによる刺激にさらされると生じやすくなります。
しもやけを防ぐためには、寒さから皮膚を守ることが大切です。手袋や厚手の靴下、耳を覆う帽子などを活用して、しっかりガードしましょう。抹消の血行を良くするような食品や、入浴も効果的といえます。そのほか、スムーズな血行をサポートするビタミンEの摂取もおすすめです。

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