粉ふき肌の原因

粉ふき肌とは、乾燥して肌表面の角層細胞がめくれあがり、白く粉を吹いたように見える状態のことです。まずは、肌が粉を吹く原因について見ていきましょう。

粉ふき肌の原因
乾燥

私たちの皮膚のもっとも外側にある角層では、角層細胞がレンガのように積み上げられ、そのすきまを細胞間脂質が埋めることで「肌のバリア機能」をつくり、外界の乾燥や紫外線、細菌など異物の侵入を防いでいます。
しかし、乾燥した肌では、細胞間脂質や水分が減少しています。そのため角層細胞一つ一つがはがれやすくなっており、肌と衣類がこすれあったり、肌をひっかいたことがきっかけで、はがれかけた角層細胞が粉状に目立ってしまうのです。
粉ふき肌というと空気が乾燥する冬特有のものと思われがちですが、実はオールシーズン、一年を通していつでも起こる可能性があります。近年の建物は機密性が高く、冷暖房を使用することで室内の空気はとても乾燥しています。そのような環境で長時間を過ごすと、肌の水分が奪われやすいからです。

ターンオーバーの乱れや角層肥厚

健康な肌は、ターンオーバーといわれる新陳代謝をくり返すことで、角層細胞を常に新しく入れ替え、肌のバリア機能を維持しています。しかし、若い頃は約4週間の周期で行われていた角層のターンオーバーも、年齢とともに周期が長期化します。
古い角層細胞が肌表面に蓄積したまま自然にはがれ落ちにくくなり、粉ふき肌になりやすくなってしまいます。ターンオーバーの乱れは加齢によるもののほか、血行不良や睡眠不足、偏った栄養バランスなどでも起こりやすくなりますので注意しましょう。
また、肌は紫外線や摩擦などの刺激を受けると、防御機能が働いて角層を厚く積み上げる「角質肥厚(かくしつひこう)」を起こすことがあります。この状態でも角層が乾燥しやすくなり、粉を吹いてしまうことがあります。

間違った洗顔

間違ったスキンケアもまた、肌の乾燥や粉ふきを起こす原因となります。洗顔の際に肌をゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗ったりしていると、角層を傷つけてはがれやすくしてしまったり、水分の蒸散を招いて肌の乾燥が進みます。
肌の乾燥やターンオーバーの乱れは、バリア機能の低下をもたらします。バリア機能が低下するとますます乾燥が進み、汗や酸化した皮脂、ホコリや花粉、カビ・細菌など、ちょっとした刺激にも肌が敏感になることもあるので気をつけましょう。
粉ふき肌の対策方法

粉ふき肌を予防するには、どのような方法があるのでしょうか。まずは毎日の洗顔方法や保湿スキンケアを見直し、肌を乾燥から守ることが大切です。


洗顔の見直し

洗顔のたびに肌をゴシゴシ強めにこすったり、洗顔料をしっかり泡立てずに直接肌につけたり、熱すぎるお湯で洗っている人は、いつのまにか角層を傷つけていることがあります。洗顔料をたっぷり泡立ててやさしく洗い、ぬるま湯で十分にすすぎましょう。


保湿スキンケアは丁寧に

洗顔後や入浴後は、肌から水分が奪われやすい状態になっています。時間をおかず、すみやかに保湿ケアを行いましょう。まずは化粧水で角層にたっぷり水分を補い、続けて乳液やクリームなどで油分を補います。スキンケア化粧品を肌につけるときはこすったり叩きこんだりせず、手のひらでやさしく押さえることでしっかりと浸透させましょう。
気温が低い季節や、暖房・冷房をよく使う室内環境では、肌が乾燥しやすいので注意が必要です。いつもより念入りに保湿スキンケアを行うとともに、部屋の加湿もとり入れるとよいでしょう。

カテゴリー: ブログ

0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です