あせもが治らないと来院する人の多くは、あせもではなく、汗かぶれです。

あせもは急激な発汗によって汗管がつまり、周囲に漏れ出た汗の刺激成分で表皮内に炎症が起きた状態。

汗腺の出口がある位置に赤いプツプツが点在します。

一方、汗かぶれは、一度皮膚の外に出た汗が再び皮膚の中に沁みこみ、その刺激によって炎症が起きた状態です。

そのため、かぶれが面状に広がります
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【「汗かぶれ」を引き起こす危険度チェック】
□ 肌がかぶれやすい
□ 肌のかゆみが続いている
□ エアコンの効いた部屋にいることが多い
□ なるべく汗をかかないようにしている
□ 熱めのお風呂に入るのが好きだ
□ 入浴時は体をゴシゴシ洗っている
□ 1日に何度もボディ洗浄剤を使う
□ 汗をかいても拭かずにそのままにしておくことが多い
□ 夏場は、べたつくのが嫌なので保湿剤は使わない

重症化すると、バリアが機能不全となるバリア機能障害に陥ります。すると、異物や細菌・ウイルスなど病原体が侵入しやすくなり、かぶれや伝染性膿痂疹(とびひ)などのリスクが高まるのです。さらに近年の研究で、皮膚から侵入したアレルゲン(アレルギーの原因物質)がアトピー性皮膚炎や食物アレルギーを引き起こしたり、免疫バランスの異常をもたらしたりすることがわかってきました。免疫バランスの異常はがんや感染症のリスクにもつながります
肌のバリア機能を回復させるには、日常生活でのケアが大切です。次回、紹介する対処方法で、あせもや汗かぶれを予防しましょう。
保湿などのスキンケアをしても症状が改善せず、特に肌がジクジクしている状態は、すでにトラブルが重症化している可能性があります。この場合、セルフケアによる完治は難しいので、皮膚科で適切な治療を受けましょう

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