通称“首イボ”は、中高年になると増える

30代を迎えるあたりから、首まわりに小さなイボができることがあります。最初は1~2個だったイボが「あれ、ここにもイボがあったけ? あれ、こんなところにも!?」と、いつの間にか多発している場合も……。

原因
イボは大きさによって3つの名称がある
一般的に“首イボ”と呼ばれていますが、首以外にも、脇の下、胸、脇腹、鼠径部(そけいぶ)など、皮膚の薄い場所にできやすいのが特徴。イボは皮膚の線維や脂肪から成り立っています。医学的には、イボの大きさによって名称が変わり、2~3㎜で多発しやすいものを“アクロコルドン”または“スキンタッグ”と呼びます。単発でやや大きなもの(直径約1㎝)は“軟性線維腫”。軟性線維腫がさらに大きくなり、皮膚面から垂れ下がるようになったものを“懸垂性線維腫”と呼びます。

服や下着による摩擦、紫外線ダメージが原因かも!?
イボのできやすい場所が、首まわりや脇の下、胸、横腹、鼠径部など、服や下着、動作による摩擦が起きやすい場所。そのため、擦れる刺激が原因だといわれています。また、強い紫外線を浴びた後に多発する場合があり、紫外線ダメージも一因ではないかという説もあります。

こんなイボは要注意!
ただし、イボやホクロの中には、ウイルスによる人に感染するイボや、皮膚がんなど、要注意なものもあります。
●急に大きくなる
●出血する
●黒や茶色など、いろいろな色がつき始める
●直径が7㎜以上
上記いずれかに該当するようでしたら、すぐに皮膚科を受診しましょう。特に、直径が7㎜になると、悪性である可能性が高まります。皮膚良性腫瘍である軟性線維腫は、直径が1㎝程度。自分自身で良性か悪性かを見分けることはできないので、皮膚科医に診てもらってください。

対策
小さなイボは、小さな手術で簡単に取れて、見た目もキレイ
美容的、かつ、イボに摩擦刺激を与えないためにも、形成外科や皮膚科で取ってもらったほうがいいでしょう。隆起した小さなイボならハサミによる治療で簡単に切り取れます。痛みや出血はさほどないのですが、血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は、ドクターに事前申告を。また、自分でハサミを使って切り取ると、バイ菌が入る可能性があるので、必ずドクターに切ってもらってください。
他に、液体窒素を用いた冷凍療法や、炭酸ガスレーザーでの治療も。大きめの(約1㎝以上)の軟性線維腫や懸垂性線維腫は、局所麻酔をし、イボの根元をメスで切り、傷を縫う簡単な手術で取れます。形成外科ではよく行われている手術です。

乾燥や衣服による摩擦を防ぎ、UVカットは首や胸もとにも
しかし、イボを手術で取っても以前と同じようにしていたら、再発する可能性が高まります。イボをつくらない、これ以上増やさないためにも、日常でのケアが大切。首まわりを刺激しない服を選び、下着は締め付けのキツくないものを選びましょう。アクセサリーも極力つけないようにしてください。
ローションやクリームなどによる保湿は、顔だけでなく、首やデコルテまでしっかりと行いましょう。皮膚が潤っていると、服や下着による摩擦が軽減しますから。また、UVカットも顔だけでなく、首にも1年中塗ってください。胸もとの開いた服を着ているときは、デコルテまで塗るのをお忘れなく。

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